自社の強み

社内外に向けて情報発信し、さまざまな業務の橋渡し的な役割を担っています。

各部署のサポートから情報発信まで行う、橋渡し的な存在。

この部署は、約2年前に発足したばかりの新しい部署で、他社でいう「経営企画部」のような役割を担っています。資金管理といった「会社経営のサポート」はもちろん、当社の3大柱である「配送」「工事」「営業」事業を円滑に回す支援をしたり、社内外に向けて情報発信したりと、さまざまな業務に携わる「橋渡し的な部署」でもあります。さらに、社員の仕事に対する意識向上を図ったり、各部署が円滑にまわるための重要なサポートも担当。当社の縁の下の力持ち的な部署とも言えます。

建築業界を繋ぎ、活性化させる「HOTネットI・E(家)の会」を運営。

中でも、最近力を入れて取り組んでいるのが、当社が事務局を担う「HOTネットI・E(家)の会」の運営です。この会は、「安心・安全・快適な住宅造り」をモットーに、地場産業の優良事業者で構成されており、現在、地元メーカーや工務店、商社など、約60社の企業様に参加していただいています。何社か集まって新しい素材の商談会を行ったり、この業界の底上げにつながる勉強会を行ったり、精力的に活動しており、私もその運営のサポートに携わっています。
実は、当社のお客様である「メーカー」「商社」「工務店」の3社は、接点があるようでほとんどありません。そんな点と点の状態を、「流通」を担う当社が「線」になるよう繋いでいます。また、これから建築業界は、少子高齢化の時代に突入し、家を建てる若者の分母が減少していく危機的な状況に直面することになります。業界自体が共倒れにならないよう、薄利多売ではなく、助け合いながら成長していかなければなりません。

「HOTネットI・E(家)の会」で行われている、情報共有のための勉強会や商談会は、業界全体の活性化に大きく貢献すると同時に、目の肥えた消費者ニーズに対応するヒントが得られると、ご参加いただいているお客様から定評をいただいています。今後も、当社の一方通行的な支援にならないよう、アンケートを実施したり、細やかなヒアリングをしたりしながら、しっかりと運営・サポートしていきたいと思っています。

ISO教育から国の補助事業まで、幅広くサポート。

また、この部署では、国の補助事業である「住宅エコポイント」「住まい給付金」の申請業務も請け負っています。もともと当社は卸専門なので、消費者である一般のお客様との接点がほとんどないのですが、この窓口を設けてから、少しずつ関わる機会が増えてきました。現場で対応していると、「『マルティックス山陽』さんて、どんな会社?」と、よく聞かれますね(笑)。この申請業務ひとつでも、丁寧で分かりやすい説明と、真摯な対応を心がけて取り組んでいます。一般の方にも、少しでも『マルティックス山陽』を知ってもらう、いいきっかけとなったのではと思っています。

このほか、私はISOのマネジメントレビューや社内教育にも携わっています。
「ISO」とは、顧客や社会などが求める品質を備えた製品やサービスを常に届けるための仕組みについて「国際標準化機構(ISO)」が定めた、世界共通の規格の

こと。マネジメントレビューとは、「経営層による見直し」を意味し、組織の目的どおりの結果が得られるように機能しているかを確認し、改善していく活動を指します。この活動は、なかなか成果が目に見えづらいのですが、ウェブセミナーやDVDを用いて指導したり、内部監査で進捗を話し合ったり、工夫しながら実施することで、全体としてISOの意識が上がってきたように思います。今後も私自身勉強を重ねながら、じっくり時間をかけて社内に浸透させていきたいですね。